私たちが身につけたい力
教育行政に専門職として勤めていた時、
先生方と学力向上プロジェクトを立ち上げ、
人口2,500人ほどの村ですが、
毎年行われる全国学力学習状況調査では、常に上位にランクイン。
過去には、全国で一位を取ったこともある村です。
山間にあるこの村には、新たに住宅を立てるための土地もなく、
実家がこの村にない役場職員と、転勤のある学校の教職員は、近隣の都市部に家を借りるか建てるかして通勤するという村で、
当然のことのように、民間の学習塾もありません。
この村が、なぜ全国的にトップクラスの学力を誇るのか。
率直な私の質問に答えてくれた教育長さんの言葉が印象的でした。
「人は、言葉のシャワーを浴びて人になる。
だから、徹底的に言語力を鍛えます」
言語力って、やっぱり全ての教科の力に直結しているんだ。
そう実感できた瞬間でした。
言語力を鍛える。
そのことを大切にして、国語と算数を中心に、小学生各学年で身につけたい力を決めました。
私たちの強みは、塾機能で学んだ知識を、学童保育機能の生活や遊びで実践できること。
そのことを念頭に、各学年で重視する力を決め、今週、教材の内容も決定しました。
(教材の内容は独自のものであるため、諸々の契約が終わり製本できた後お知らせします)